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ER4SRのイヤーピース(ER38-18CL-4SX)をER-4Sで使ってみる

Etymotic Researchの純正Lサイズ3段フランジイヤーピースには主に以下の3つがありますが、通販サイト等の商品紹介画像だけでは違いが分かりにくいので以下にまとめておきます。

・ER38-18: ER-4シリーズ(ER-4S, ER-4PT, ER-4B)向けの灰色のイヤーピース
・ER38-18CL: mcシリーズ(mc5など)等向けの透明色のイヤーピース
・ER38-18CL-4SX: 新ER4シリーズ(ER-4SR, ER4XR)向けの透明色のイヤーピース


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右から順に、ER38-18, ER38-18CL-4SX, ER38-18CLです。
素材別に見ると、ER38-18のみ灰色で比較的柔らかいものであるのに対して、ER38-18CL-4SX・ER38-18CLは透明色でハリがあり、後述の折り跡がつきにくい特徴をもっています。

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ステム長はER38-18とER38-18CL-4SXが同一で、ER38-18CLは少し長めです。
ステム長が変わると挿入深度の違いから音に変化が生まれてしまうため、ER-4S本来の音を重視するのであれば、ER38-18CL-4SXの使用がおすすめです。

ところでなぜER-4Sで付属のER38-18ではなく、ER38-18CL-4SXを使うかというと、ER38-18は比較的柔らかい素材のためか以下の写真のような折り跡がついてしまい、密閉性に問題が出るからです。

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(※写真はER38-18CLのもの。長期の使用で黄ばんでしまいお見せ出来る代物ではなかったので白黒処理。)

もちろん、上の写真のように比較的ハリのあるクリア素材のER38-18CL(-4SX)でもいずれ折り跡はついてしまうのですが、こちらのほうがつくまでが長く、交換頻度を抑えられるので経済的です。
そもそも、折り跡がつくということは耳の穴に対してイヤーピースが大きいということなのですが、かと言ってSサイズは小さすぎます。
間のちょうどいいMサイズなんかが出来ると良いのですが…。あるいは純正のCUSTOM-FITのようなカスタムイヤーピースを作るか…?(一応、英語覚悟で日本からのオーダーも出来るようです。)
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ER-4PTを買いました。

今回、前々から気になっていた米Etymotic Research社のER-4PTというカナル型イヤホンを購入しました。
ちなみに、お値段はSound Houseさんのところで定価26,784円のところを年始大特価セールで21,384円(税込)でした。

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パッケージ
"World leader in earphone response accuracy"とあるように、このイヤホンは録音された音を正確に再生することを目標に作られたイヤホンです。
ちなみに、横に写っている変なキノコのようなものがついたものがイヤホンです。
"High noise isolation"とあるように、かなりの遮音性の高さです。

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中にはこのような立派なプラスチック製のケースが入っています。
ちなみに、"Etymotic"には「耳に忠実である」という意味があるそうです。

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左右のドライバを正確にマッチング、カスタムチューニングをしたエンジニアのサイン入りコンプライアンスグラフとそれが入っていた紙のファイル。
説明書を見る限り、どうやらER-4シリーズがリリースされたのは1991年のようです。(ということは、もうすぐリリースされてから四半世紀…。)

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特徴的なイヤホンです。

音質等々はまた今度にして、それ以外の部分で見ると、まず遮音性は抜群の高さです。静かな部屋であれば、これをつけるとまるで無音です。
ただ、反面イヤーピースの形(こういう形のを3段フランジと言います。)を見ても分かる通り、耳の奥のほうまでささるので、入れる瞬間は少し痛いです。(入れてしまえば、イヤホンがケーブルが引っ張られるなどして大きく動かない限り、特に問題はないのですが…。)

ところで、最初の方に言いましたが、このER-4シリーズ(私が今回購入したのはER-4PT)は録音された音を正確に再生するのを目標に作られたイヤホンなのですが、実はER-4PT、ER-4S、ER-4Bと3種類あり、それぞれ異なった音が鳴ります。
正確な音は一種類しかないのに、なぜ3種類もあるのかというといろいろと訳があるのですが、詳しくはまた次回ということで。

では。

CMSS-3D HeadphoneとRazer Surroundを比較してみた

何やら、Razerが「Razer Surround」という7.1chバーチャルサラウンドソフトウェアを出してきたので、バーチャルサラウンドの定番であるCreativeの「CMSS-3D Headphone」と比較してみました

ということで、先に動画だけ上げたので載せておきます(詳細な記事はまた今度ということで)


ニコニコ動画版


Youtube版(こっちのほうが画質がいいです)